健康食品とサプリメントを使いこなす! 2005年12月

健康食品とサプリメント

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ウメケン、富士カプセル、富山小林製薬、三協GMP取得

(財)日本健康・栄養協会は8日、新たに4社を健康補助食品GMPに認定した。今回認定されたのは、(株)ウメケン富山工場、富士カプセル(株)食品工場、(株)三協日の出工場、富山小林製薬(株)となっている。

 (株)ウメケンは取得の背景について、健康食品の原料から製品までの受託加工メーカーとして、特に丸剤を中心に事業規模を拡大してきたが、すでに業界ではGMPが必須条件となっており、これまでも自主基準でのGMP管理を行ってきたという。平成14年に増設した富山工場は、GMPに対応したハード面の充実を図った。合わせてこれまでの工場を全面的に改修し、レベル合わせを行った。ソフト面では認証制度のスタートに合わせ、ガイドラインにそってマニュアルを整備し、今回の取得に至ったとしている。

 取得の感想としては「ウメケン富山工場は、早くから認証取得の準備を進め、社員教育に努めてきました。単にハードの整備だけでなく、ソフトの教育訓練、マニュアルの見直し、記録書類の作成・改善にあたってきました。その努力が認められたことを嬉しく思います。同時に社員一同、気を引き締めて取り組んで行きます。ますます需要が拡大する健康産業の「黒子」としての役割が、GMP認証を取得したことでさらに大きくなったと思います」(木矢村氏)とコメントしている。

 同社の事業概要は、健康食品、有機JAS食品、自然食品などのOEM一貫製造専門で、様々な配合・剤形・包装形態の商品を世界に送り出している。

 富士カプセル(株)は、7月1日に申請していた。基準書、手順書の作成は医薬品GMPをすでに導入している芝川工場を参考にした食品工場独自の基準書及び手順書がすでに存在していたため、たいした手間はかからなかったという。また、品質管理システムについても特に新たなものを導入する必要はなかったため、早期の取得となった。

 取得についての感想は、「査察を受けた時は査察官のレベルが高く、医薬品工場のGMP査察とほぼ同様のように感じた。また、健康補助食品GMPは医薬品GMPを基に作成されたもののように思われた。富士カプセルのように医薬品GMPをすでに芝川工場等で実施している会社にとっては、GMPの考え方を食品工場に導入することはそれほど難しいものではないと思われるが、医薬品GMPを知らない健康食品メーカーにとっては導入に苦労するように思われる」 (東京営業部・加藤健治氏)とコメントしている。

 同社は、創業以来50有余年の間、わが国のソフトカプセル受託製造のパイオニアとして医薬品、医薬部外品、化粧品、栄養補助食品、健康食品、食品の製造に携わってきた企業だ。

 富山小林製薬(株)は小林製薬(株)のグループ関連会社で、もともと医薬品GMPに準拠した運営管理を行っていた。しかし、小林製薬(株)は 2002年1月から「小林製薬の栄養補助食品」の1部の製造を富山小林製薬(株)で行っており、健康食品の品質管理を一層、維持向上させることによって、安全で高品質の健康食品を顧客に提供できると考え、富山小林製薬(株)でのGMP認定取得を目指した。

 小林製薬(株)広報グループ・岩田和子氏は、取得の感想として「GMP認定取得を機に、今後もさらに高品質の製品を提供できるよう、継続的に取り組みたい」とコメントした。

 小林製薬(株)は、ハードカプセル、ソフトカプセル、錠剤、粉末、液体とさまざまな形態の約100種類の健康食品を販売しており、富山小林製薬㈱はその1部を製造している。

 (株)三協では、取得の背景について、5年前にISO9001を取得しており、受託製造メーカーとしてGMPについても認証してもらおうと考えたとしている。スケジュールは、3月にフォーマットを作り、6月に申請したという。取得の感想としては、「ISOのフォーマットを日健栄協用に書き換えたもの。多少違う面は作ったが、GMPとしての準備は特にしていない」(石川伸行専務)。

 同社の事業概要は、90%が健食の受託製造(ドリンク以外)で、残り10%がソフトカプセルの充填機、ソフトカプセル・ハードカプセル・錠剤の外観検査機の発売となっている。健食の製造は錠剤、ソフトカプセル、ハードカプセル、顆粒、小分け包装に対応している。
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  1. 2005/12/31(土) 16:37:08|
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技術情報協会が高機能化粧品開発セミナー開催

技術情報協会は、11月30日、セミナー「高機能性化粧品開発における最新動向および有用性評価」を開催した。

 セミナーでは、ビタミンC60バイオリサーチ(株)の松林賢司社長が「最新の抗酸化化粧品成分開発の現状」をテーマに講演。フラーレン(C60)という素材について解説した。1985年に発見され、活性酸素との反応性が高く、生体内抗酸化作用の研究が進み、フラーレンの抗酸化作用を利用した薬の開発なども行われているとした。

 活性酸素の消去メカニズムは、科学的結合、ラジカルの電子移動、触媒作用の3つの機構によりラジカルを消去すると考えられている。フラーレンの活性酸素消去能力による美容効果としては、老化防止(テロメア維持)、美白(メラニン抑制)、炎症緩和(赤ら顔抑制)、シワ抑制、アトピー抑制、セルライト抑制、紫外線防御、皮脂酸化抑制、アクネ治療、毛穴引き締めなどを挙げた。

 91年にはメーキャップ用化粧品組成物をロレアルが、96年には資生堂がサンケア用化粧品組成物として利用、2003年には同社がスキンケア用化粧品組成物の関連特許23件を出願した。同じく2003年には電通と100人を超える女性に市場調査を行ったが、抗酸化力がビタミンCの400倍ということから、インタビュー参加者全員が購入したいと評価したという。

 さらに同社は、優れたラジカル消去機能とビタミンCの少なくとも125倍以上の細胞死防御効果、ホワイトニング効果が期待され、安全性、安定性を兼ね備えた化粧品成分としてフラーレンの中でもRadical Spongeを商標登録している。広島県立大学・三羽研究室提供資料によれば、Radical Spongeにはメラニン産出細胞に添加するシミ、ソバカス、クスミなどの原因とされる紫外線、またはストレス物質による黒色のメラニン顆粒の産生を大きく減少させるという。

 同社では今年、機能性化粧品向け製品販売とドクターズコスメ向け製品販売を開始した。ドクターズコスメとしては主にレーザーの後ケアやケミカルピーリングの後ケアに用いられており、62件のクリニックに導入されている。現在、新たにスターフラーレンを開発中だ。

 ほかに花王(株)生物科学研究所・塚原和枝氏、ポーラ化成工業(株)中央研究所皮膚薬剤研究所・本郷麻耶氏、(株)資生堂ライフサイエンス研究センター主任研究員・針谷毅氏が講演した。

  1. 2005/12/30(金) 16:36:40|
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新社会システム総合研究所が「アンチエイジング」セミナー

(株)新社会システム総合研究所(本社東京都港区、小田中久敏社長)は14日、「健康と美容とアンチエイジング」と題したセミナーを開催した。

 最初に登壇したサンクリニック院長は、テーマそのままのタイトル「健康と美容とアンチエイジング」と題し、皮膚の老化のメカニズムなどを説明。遺伝子要因、紫外線・乾燥などの外的要因を機序として説明。また、皮膚のアンチエイジングの実践として、(1)紫外線防御:サンスクリーン剤、長袖、傘の使用、(2)抗酸化剤:CoQ10、α-リポ酸、ビタミンC、E、ポリフェノール、L-システイン、オリーブオイルの摂取、(3)抗炎症食物:ヨーグルト(ケフィア)、植物の芽、ソバ、大麦、豆類、コショウ類、アサイベリー、アリウム(ニンニク、たまねぎ、にら)ペプチドの摂取、(4)化粧品など: DMAE、CoQ10、α-リポ酸、ビタミンC・E、神経ペプチド、HQ、トランサミン、美白剤、δ-RTの使用、(5)光治療、(6)ケミカルピーリング、美容外科などを挙げた。

 次にケイ女性クリニック新宿の松村圭子院長がやはりテーマと同じタイトルで講演。女性ホルモンに関連する疾病について説明。治療には、ピルのほか漢方薬やアロマ、ピクノジェノールやビタミンB6、マグネシウム、カルシウムなどのサプリメントを治療に用いていると話した。

 続いて(株)ファンケル総合研究所・辻智子執行役員が、「『内外美容』をテーマに新たな市場を開拓するファンケルの取組み」として、皮膚刺激が強いレチノールに代わる新規アンチエイジング素材として、ハーブのマリアアザミの成分であるシリビンに注目し、その作用を解説した。なお、シリビンなどいくつかのマリアアザミの化合物の総称をシリマリンという。

 同氏は、シリビンサプリメントと美容液の内外美容ヒト試験の結果を発表。試験の対象は40歳以上の女性60名でプラセボ群を設定し、サプリメントを 138mg/2回/日投与し、化粧品は0.7%のシリビン含有美容液を顔の半分に塗るという試験を4ヶ月行ったところ、プラセボ群と比べて有意にシワの深さの変化率に差が出る結果となった。なお、シリビンの内外美容効果については、「J Invest. Dermatol.」(vol113・111)に発表がされており、光老化度(トリプトファン量は光老化によって増加)を測定したところ、プラセボ群に対し、併用群、サプリ、化粧品の順で減少した。

 最後に登壇したキッコーマン(株)バイオケミカル事業部・有井雅幸機能性食品グループ長は、「美容食品の市場動向と開発戦略~キッコーマンの事例を中心に~」と題して講演した。有井氏は健康食品の中で美容市場が1285億円であることなどに触れながら、自社製品について紹介。

 グラヴィノール摂取による女性特有のシミ(肝斑)改善効果について発表した。対象はシミがある女性12名(平均年齢45.4±6.1)で、期間は 6ヵ月。摂取量は66mg/3回/1日。試験期間中は各種色素沈着抑制外用剤の使用禁止、赤ワインなどポリフェノール高含有食品の摂取の制限、紫外線対策の指導。測定項目は、第三者による色素斑(32ヵ所)の肉眼判定、分光測色計でのL値(皮膚のメラニン量の推定に利用)、メラニン指数算出など。その結果、グラヴィノールの経口摂取がシミを改善する効果を有することを確認したという。

 そのほか、ソイアクト、クランベリー、ザクロエキスについても試験結果を発表した。
  1. 2005/12/29(木) 16:36:11|
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ファイザーが「鼻スッキリアロマ」のCM放送

ファイザー(本社東京都渋谷区、ソーレン・セリンダー社長)は、1日~半月程度、「アネトン鼻スッキリアロマ」のCM放送を行った。さらに花粉症シーズンに向けて1月下旬~3月頃までCMを放送する予定だ。

 「アネトン」は、同社の風邪薬のブランド。8月にこのブランドの1つとして、アロマシートを蒸散プラグに差し込んで電源を入れるだけで翌朝、鼻づまりがスッキリする「アネトン鼻スッキリアロマ」を雑貨として発売した。アロマシートに含まれる成分は、メントール、ユーカリほかのハーブ類。数百人の体感テストを日本人で行ったところ、半分以上の人が「鼻づまりがスッキリした」と回答したという。先行発売した米国では8ヵ月間で約30億円(出荷ベース)売り上げた。製薬メーカーへの信頼感もあり、日本でも出足は好調だ。

 現在のところ、主要購買層は風邪をひいている人、鼻炎の人などで、薬とのついで買いなどを狙っているが、特に1月後半からの花粉症シーズンに期待しているという。販路は従来からのドラッグストアがメインだが、10月から地域のスーパーやホームセンターまで拡大している。現在の扱い店舗は2万店弱。今後はコンビニエンスストアなどにも販路を広げたいという。

 同社は今後も、薬以外のソリューションを提供し、症状改善を助けるコンポートケアの分野を強化していく方針。また、コンシュマー・ヘルスケア事業部で雑貨を扱うのは初めてだが、今後は伸ばしていく方針。来年には、違う効能や子供用などアロマシートのラインナップを拡大する予定もある。
  1. 2005/12/28(水) 16:35:39|
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ウテナのCoQ10シート、プレサシリーズの出荷量牽引

(株)ウテナ(本社東京都世田谷区、岩倉具房社長)が販売するシートマスクシリーズ「プレサ」5種の出荷量が、予定出荷量の20%増となっている。12月は対前月期20%アップを目指す。販路は、ドラッグストア、GMS、ホームセンターなど8000~1万店。

 中でも、販売を牽引したのは、「プレサQ10しっとり&ふっくらうるおい濃厚シート」。4月の発売時には、10日間で10万個の販売数を記録した。

 同シートシリーズの特徴は、(1)うるおい成分が肌にしっかり浸透し、翌朝のお化粧ののりが良くなるなど効果がはっきり実感できること。それは乳状美容液と切り込み入りのシート状マスクが生み出す、吸い付くようなフィット感、(2)5枚で定価735円(税込み)という低価格。

 シートのフィット感については、マスクをしながら家事などで動いてもはがれないほどで、肌への効果だけでなく、忙しい現代女性のライフスタイルにも合っている。また、低価格が実現できたのは、戦略的に販売数量を見込んでいたため、包材単価を低減化できたため。

 「プレサQ10しっとり&ふっくらうるおい濃厚シート」は、低価格ながら人気の成分CoQ10を最高上限まで含有したほか、保湿成分グリセリンを配合。「使用した翌朝はお化粧ノリが違うなど、うるおいの実感が得られやすいので支持していただいたのではないか」(マーケティング部スキンケアグループ・鎌田幸氏)としている。またCoQ10を試したいという人は多いが、「クリームや化粧水だと、手持ちの化粧品がなくなるまで待つ人が多いが、スペシャルアイテムのシートマスクは手軽に取り入れられたのでは」(同)という。

 プレサシリーズの購入者は、当初は20~30代のコスメオタクが主であったが、現在は50代~60代にまで広がりを見せており、シートマスク自体が一般的なものになってきた。これからもますますユーザーが増え、拡大が期待できる市場である。

  1. 2005/12/27(火) 16:35:07|
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アサヒフードアンドヘルスケア、女性対象の健食ライン発売

アサヒフードアンドヘルスケア(株)(本社東京都墨田区、旭興一社長)は、美容を訴求する医薬部外品・栄養機能食品のブランド「イステアクリア」シリーズを発売、9日からイオングループの薬品取扱店約300店で1年間の先行販売を行っている。イオングループの女性に訴求する健食を作りたいという考えと、30代女性をターゲットに健食を訴求してみたいというアサヒフードアンドヘルスケア(株)の意向が合致して実現した。販売目標は4製品それぞれ1万個。

 同ブランドには全てビール酵母が採用されている。ビール酵母は医薬部外品「エビオス錠」に採用されるくらい、胃腸の効果を高める効果があるほか、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、食物繊維など人間に必要な栄養素が含まれているもの。そのビール酵母に、さまざまな栄養素を加えて4製品にライン化した。


同社がメイン商品と考えているのは、これまでファミリー向けに「新ラクトーンA」という名称で販売していたものを女性向けにリニューアルした「イステアクリア ラクトーン」。「新ラクトーンA」は、市場価格で年間5億円の商品だ。ビフィズス菌、フェカリス菌、アシドフィルス菌などの乳酸菌とビタミンを配合し、整腸作用や便秘の改善に役立つ医薬部外品で、健食を有効に作用させるには腸内環境を整えることが重要なことから、他の美容食品と組み合わせるファーストステップ商品と考えている。価格は540錠入り・1480円(税込み)。

ほかに「イステアクリアNO.1」「イステアクリアNO.2」「イステアクリアNO.3」がある。それぞれ、話題の成分を配合した。「NO.1」は、代謝を上げるダイエットサポート製品で、L-カルニチン、鉄分、銅などを配合した。価格は360粒入り・2980円(税込み)。

 「NO.2」は、ホルモン治療を受けるほどではないが、何か欲しいと思っている不定愁訴の人や更年期障害の人向けに発売したもの。大豆イソフラボンを主に配合したが、不定愁訴になる年齢の人はシミが出る人も多いことから、抗酸化作用が強いリンゴポリフェノールも加えた。またビール酵母の細胞壁がグルカン、マンナンといった繊維質を含むことから腸を刺激し、免疫を強化するという。価格は120粒入り・2980円(税込み)。

 「NO.3」は、皮膚や粘膜の健康を助けるビオチンのほか、コラーゲンを2600mg、水分保持成分セラミドを1200μgとリッチに配合、肌の乾きを止めることでシワにならないという美肌作用を訴求している。価格は30袋入り・3480円(税込み)。

 同社では、先行販売期限が切れる1年後には幅広い展開をしていきたいと考えているという。
  1. 2005/12/27(火) 16:33:53|
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茶コンソーシアムが「べにふうき茶」の発表会開催

アサヒ飲料「べにふうき緑茶」をトクホ認可へ向け準備
アサヒ飲料(株)は9日、「『べにふうき』緑茶の抗アレルギー効果を探る!」と題した茶コンソーシアム主催の記者発表会において、ペットボトル飲料「アサヒべにふうき緑茶」の販売を来年1月より通信販売限定で行うことを明らかにした。また、同社飲料研究所商品開発グループ・永井寛副課長はべにふうき緑茶に関し、「現在、特定保健用食品の認可に向け、準備を進めている」とした。

 べにふうきは1993年に命名、農林登録された紅茶系の品種で、有効成分としてエピガロカテキン3-O-(3-O-メチル)ガレート(EGCG3 “Me:以下、メチル化カテキン)が発見された。このメチル化カテキンには花粉症などのアレルギー症状の緩和作用が期待されるが、緑茶の標準的品種であるやぶきたには含まれていない。

 九州大学大学院農学研究院・立花宏文助教授は、メチル化カテキンの特徴として(1)マスト細胞や好塩基球からのヒスタミン放出を阻害する、(2)高親和性IgE受容体の発現レベルを低下させるの2点を挙げた。また、血中滞留時間が長く、効果が持続するとした。

 べにふうきは「茶の抗アレルギー作用を利用した食品の開発」を目的に、(独)農業・生物系特定産業技術研究機構・生研センターと同・野菜茶葉研究所、九州大学、静岡県立大学、名古屋女子大学、東京海洋大学、アサヒ飲料(株)、森永製菓(株)が集まり発足した茶コンソーシアムにおいて、開発や成分の解明、製品化に向けて取り組んできたもの。アサヒ飲料(株)以外にも、森永製菓(株)が菓子に応用し、同素材を使用したキャンディーを開発、販売を予定している。

 また、茶コンソーシアムの山本万理コーディネータは、「開発から9年目にこのような形で商品になり、感無量。今後も様々な製品への応用を考えていきたい。現時点では外用クリームの製品化を検討している」と話していた。

べにふうき緑茶の抗アレルギー効果について研究成果を発表



 アサヒ飲料の記者発表会に続いて、東京・虎ノ門パストラルにおいて、茶コンソーシアム主催による、「べにふうき緑茶の抗アレルギー効果を探る!」をテーマに、講演会が行われた。当日は、べにふうき緑茶のコンソーシアムの産学研究者6名により研究成果発表が行われた。

 まず、野菜茶業研究所の山本万理研究室長が、「べにふうき茶の特性を探る」をテーマに講演。山本研究室長は、べにふうきがインドで紅茶用に栽培されているアッサム種に近い品種で、「べにほまれ」と「枕Cd86」の子供で、1993年に野菜茶業研究所で命名登録されたことを紹介。べにふうきは香りがよく、もともと紅茶、半発酵茶用品種として開発されたもので、カテキン含量が多く、アレルギーを抑制する作用をもつメチル化カテキンを豊富に含む特徴について概要説明が行われた。

 この後、メチル化カテキンの含量の有無が品種によって左右されるだけでなく、摘採茶期・製造法によっても茶葉中の含量が大きく変動することを説明。べにふうき中のメチル化カトキンがマスト細胞からヒスタミンが放出されるのを抑制し、抗アレルギー効果を発揮する理由について、細胞内で、初期のシグナルとなるLynというチロシンキナーゼのリン酸化を抑制することが判明したことを示した。つまり、アレルゲンが細胞表面のレセプタに結合しても、そのメチル化カテキンが遮断するために、炎症物質が抑制されることとの研究成果が報告された。

 次に「メチル化カテキンの作用点を探る」をテーマに、九州大学立花宏文助教授より、抗アレルギー作用の分子機構に関する説明があり、抗アレルギー因子のターゲット、炎症物質ヒスタミンの放出抑制作用について説明があり、この後、緑茶カテキンの受容体を介した、抗アレルギー作用について報告があった。

 続いて、名古屋女子大学の佐野満昭教授と静岡県立大学の宮瀬敏男教授の共同研究として、「メチル化カテキン類の特性、体内動態を探る」をテーマに発表。その中で、茶カテキンが持つ機能が多岐にわたる中でも抗酸化性が果たす役割が大きいことを説明。EGGG3”Meが、単離あるいは合成した異性化体を含むメチル化カテキン13種の中で、ぺルオキシルラジカルの酸化に対する抑制効果が最も高く、IC50値におけるEGGGとの比較では低かったものの、遷移金属のキレート効果などの予防型活性化においても高い活性化を維持した。これらの吸収性や、体内での抗酸化活性の結果は、酸化的ストレスに関係する様々な疾患に対しても、このEGGG3”Meのようなメチル化体を含むべにふうきの有効性が期待されるとの見解を示した。

 今回、べにふうき緑茶のヒト試験で臨床研究された、東京海洋大学保健管理センターの木谷誠一教授からは、「べにふうき緑茶へのヒトへの効果を試す」をテーマに、アレルギー患者への臨床試験と季節性アレルギーの臨床研究の実施結果について報告がなされた。

 その中で、木谷教授は、東大病院アレルギーリュウマチ内科に外来通院中の軽症アレルギー患者が、あらかじめインフォームドコンセントを経て参加し、日本茶べにふうきの6カ月以上の投与で、主観的にも、客観的にも効果があったと説明。特に、アトピー性皮膚炎は即効性がないものの、長期投与で改善が認められた。季節性アレルギーの臨床試験では、4年間の臨床試験で、日本茶べにふうきは、スギ花粉症の症状軽減に役立ち、臨床試験でも鼻や眼の症状の悪化や抗アレルギー薬による眠気を避けることができ、季節摂取でQOLの改善が示され、べにふうきの予防食品として需要が期待できるとの考えを示した



 アサヒ飲料の飲料研の永井宏氏からは、「べにふうきの緑茶の効果を活かした飲料開発」をテーマに、コンソーシアム各機関との共同で「べにふうき緑茶」を用いた、容器詰め飲料の研究開発を実施したことについて説明。べにふうきは他の品種に比べ、苦味をいかにマイルドにしていくかがポイントであったことを示し、茶葉の火入れ加工で苦渋味が低減することから、メチルカテキンの変動量と香味評価を行うことにより最適な火入れ加工条件の設定を試み飲料原料にした。また、べにふうき緑茶の飲料製造工程を想定した有効試験について触れ、抽出温度条件、殺菌方法を変えた飲料を反応液中に添加し、ヒスタミン遊離抑制への差異をみたところ、抽出温度が高くなるほど、殺菌方法では、レトルト、UHT、ホットパックの順にヒスタミン遊離抑制能が高まることがわかったをそれぞれ報告。製造時には、70℃以上の高温で抽出することが抗アレルギー性を高めるために有効であるとの研究結果が示された。

 森永製菓のヘルスフードサイエンス研究所の亀井優徳氏からは、「おいしいべにふうき緑茶入り菓子を開発する」をテーマに開発状況を発表。その中で、亀井氏はべにふうき緑茶入りの菓子を開発する際に、茶葉そのものを使用するか、茶葉から抽出したエキスを使うかについて検討した結果、茶葉そのものの方が苦味・渋みを感じにくいことがわかった。また、菓子の試作をするに際し、茶由来の苦味・渋みを低減する効果や、茶の味を損なわない、そのものがアレルギー原因にならないとの選択基準で、約20種類の糖およびたんぱく質について調べた結果、糖としてはオリゴ糖、たんぱく質ではエンドウタンパクが基準をクリアー。これを用いて菓子の試作をつくり、体内の吸収性を茶飲料と比較吸収試験を行った結果、茶飲料との吸収性に大きな差がなく良好な結果が得られたとの研究成果が発表された。なお、同社では、茶葉を用いた様々な菓子の試作をしているとの説明もあり、来春には携帯性や食べやすさに優れたキャンディーの開発を進めているとの報告もなされた。
  1. 2005/12/26(月) 16:32:48|
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アルガテクノロジーズ社、生産体制を来春倍に

天然アスタキサンチンを世界的規模で安定生産・販売しているアルガテクノロジーズ社(本社イスラエル、エド・ホフランドCEO)は、その生産設備の拡張工事を今年夏に開始し、来春に生産量を現在の約2倍となる1.4tの生産体制を整え、2007年には現在の4倍超の2t~3tの生産体制を確立すると発表した。

 今回の生産体制拡大の背景には、世界的な需要増、各国における業界のリーディングカンパニーと長期に亘る契約が成立し、安定した販売量が約束されたことによるという。販売実績はすでに15ヵ国以上にも及ぶ。

 国内では、武田紙器(株)(本社千葉県柏市、冨田学社長)が独占販売している。同社では、アルガテクノロジーズ社のアスタキサンチンの優位性について「オキアミやカニの甲羅から抽出しようとすると労力がかかる。高濃度(4%)でありながら、微細藻類から特許に守られた培養プロセスで効率良く生産できるため、安価にできる」ことを挙げている。

 また、抽出法は武田紙器(株)の超臨界抽出技術によるもので、藻特有の生臭さを除去することに成功しているため、飲料や化粧品への応用がしやすいのも特徴だ。一般的な抽出法だと濃度が5~10%になってしまうが、同社の抽出法では20%弱の濃度の製品もラインナップしている。

 アスタキサンチンは天然の赤色色素であり、海洋に存在する最も有用な天然のカロテノイド。強力な抗酸化能を持つ物質であり、試験管の研究結果では、ビタミンEの500倍以上の効力を発揮し、β-カロチンをはるかにしのぐことが確認されている。今年に入って大手化粧品メーカーに採用されるなど注目を浴びている素材だ。

 武田紙器(株)はもともとパッケージ製造会社だが、新規事業としてアスタキサンチン原料供給事業に取り組んでいる。
  1. 2005/12/25(日) 16:32:18|
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東京都が健食事業者に対し講習会を開催

東京都福祉保健局と生活文化局は14日、文京シビックセンター(東京都文京区)にて、「健康食品取扱事業者講習会」を開催した。今年2月から施行されている健康食品にかかわる現行制度について、事業者の理解を促すのが目的。

 まず、厚生労働省医薬食品局食品安全部新開発食品保健対策室の調所勝弘衛生専門官が「『健康食品』に係る制度の見直しについて」を講演した。この中で、健康増進法の「著しく事実に相違する場合」の法令違反について、「“著しく”の定義があいまいではある」と述べたが、例えば「3ヵ月で何kgやせるなどは、事実であったとしても、薬事法で違反となる。各法令の守備範囲は一致するものとしないものがあるので注意が必要」と述べた。

 続いて、東京都の各法令担当官が食品衛生法、JAS法、薬事法、健康増進法、特定商取引法、景品表示法それぞれについての解説と、東京都が行っている健康食品試売調査(平成17年・速報)の結果として表示違反疑い事例を紹介した。食品衛生法や健康増進法では栄養機能食品に「ダイエット」などその他の機能を表示したり、リコピン、ポリフェノールといった栄養表示の対象とならない成分が、栄養表示基準が適用される熱量、たんぱく質などと分けて表示されるのではなく、混在しているなどの例が挙がった。景品表示法からは、「天然成分だから毎日摂取しても安心」との表示に対し、安心の根拠を問うと同時に、「天然は植物が自生している場合に使用される言葉。消費者は栽培ものを“天然”とは考えないので、優良誤認につながる恐れもあり、根拠の確認対象になる」と解説した。また、薬事法関連では「アーユルヴェーダの伝承植物」という表記に対し、「アーユルヴェーダはインドの伝承自然医学で、“医学で使われている植物”という意味合いが含まれている。これは医薬品という連想を生みかねないので、違反となる」と述べた。

 実際の食品衛生法の違反例では、食品衛生法で清涼飲料水を飲んで下痢を誘発した製品が紹介された。これは甘味料D-ソルビトールが多量に含まれていたことによるが、「この成分自体は使用を制限されていない。なぜ違反になるのか」との問いに対し、担当者は「D-ソルビトールは20から30gで緩下作用を示すことがわかっており、この場合、1缶中に28.6g含有されていた。キャンディーなど、1回分の含有量は微量でも大量に摂取することで緩下作用を引き起こす量に至るものと違い、この事例は一時に多量を摂取することが明白だ。そのため、使用そのものが違反なのではなく、6条の『その他の理由で人の健康を損なうおそれがあるもの』として、回収に至った」と説明した。

 また、東京都の行うインターネット広告監視について、違反する事業者に対しては、「おおむね3週間の猶予期限を与えてメールで事業者に改善を促し、再度改善状況を確認している。それでも改善されない場合は呼び出しや訪問によって説明を行い、理解を促している」とした。インターネットは閲覧者、広告主ともに全国に広がっているため、各自治体だけで監視、指導するのが困難。このため、「現在、各自治体の薬務課が協力してインターネット監視を全国展開する動きが進んでいる」とした。

  1. 2005/12/24(土) 16:31:46|
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「第9回プロポリス学術講演会」でガン臨床例など報告

プロポリス研究者協会(PRA)は4日、「第9回プロポリス学術講演会」を都内の早稲田大学研究開発センターで開催した。

 始めに、東京衛生病院・水上治健康増進部長が「プロポリスを用いた日本における臨床事例」を講演した。まずは「代替医療だけで病気をコントロールしようとは考えていない。ガンならば、抗ガン剤など3療法でコントロールした上で補完的にプロポリスのような健食を使う統合医療を実践している」とした。また、「豊富な臨床例はあるが、死にかけている人にプラセボを飲ませてモルモット扱いをすることはできない」という理由から、いわゆるエビデンスを得る二重盲検試験を行っていないという立場を明らかにした上で講演を行った。

 プロポリスの研究は世界的に論文が多く、米国のデータベースでは772の論文があると説明。プロポリスの薬理効果としては、1.抗ガン作用、2.免疫賦活作用、3.殺菌効果、4.抗ウイルス効果、5.抗アレルギー効果、6.肝庇護効果、7.熱傷治癒効果、8.抗酸化作用、9.抗潰瘍作用を挙げた。

 ガンの臨床として、水上氏は500例以上のガン患者に対して他の健康食品と併用しながら、プロポリスの投与を行ってきたと述べた。対象は、基本的にすでにガンの西洋医学的治療を終えたにも関わらず再度転移したか、発見当初から進行ガンで西洋医学的治療が不適応の患者。4大臨床効果としては、 1.QOL改善効果、2.延命効果、3.再発・転移抑制効果、4.化学療法・放射線療法との併用で副作用軽減効果、抗ガン作用増強効果を挙げた。また、日本の抗ガン剤は延命効果がなくとも、すなわちエビデンスがなくとも認可されており毒性も強い実態、従来のガン治療はQOLを無視してきた現状を指摘した。服用量は、20%エタノールエキスとして毎日3~5mlを推奨しており、腫瘍の進行遅延には飲用開始から3ヶ月程度かかるとした。化学療法などの副作用軽減効果は、飲用したその日から発現することが多いという。

 ほかに感染症の臨床、アレルギー疾患の臨床についても解説。これらの臨床体験からプロポリスは臨床応用が期待でき、西洋医学との併用が相補的な効果を持つと結論付けた。


 次いで玉川大学農学部・松香光夫教授が「最近のプロポリス研究」について講演。プロポリスはアピセラピー(ミツバチ生産物を利用した保健)素材の中でも最も生理活性が強く、代替医療素材として注目度が高いのも当然であると語った。さらにPubMed(米国の医療関係論文記事検索ソフト)による検索結果でも、プロポリス研究は急速に増えており、2005年には11月末までで94報あると報告。特に効能効果に関する研究が大部分で、アレルギーや安全性への関心も高まっているほか、神経保護作用が新たに加わり、携帯電話の長期使用による電磁波による障害にも有効といった現状を説明した。研究を行うにあたっては、カフェ酸フェネチルエステル(CAPE)を抽出して実験で使用するケースが増えているとした。

 ほかに実験用プロポリスの生産国がブラジルのほかにも多国化している現状、培養細胞による試験管試験と動物実験が主体で、ヒトでの臨床はまだ少ないといった実態も説明した。

  1. 2005/12/23(金) 16:31:05|
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技術情報協会が台湾・中国・韓国のセミナー開催

台湾の原料配合規制成分は日本に準じる

 (株)技術情報協会(本社東京都品川区、高薄一弘社長)は、11月28日に「アジア市場で勝ち残る!台湾・中国・韓国における化粧品規制と市場動向」と題したセミナーを行った。最初に、台湾と中国の化粧品規制と化粧品業界の現状と課題について、廣田博・廣田技術士事務所所長が講演を行った。

 それによれば、台湾では1960年代頃から、日本の化粧品メーカーと台湾の業者間で、化粧品の製造・輸入が行われ、1970年代になり日本を始め欧米の化粧品メーカーと技術提携または合弁企業設立が相次いでいる。化粧品衛生管理条例は1972年に初めて施行された。従来の日本の化粧品品質基準に相当する規制と、日本の法定タール色素を参考にした一覧表も付随して公布された。

 台湾で化粧品の製造(輸入)を行うには、県(市)の衛生主管機関に登録すればよく、化粧品の種類には一般化粧品のほかに含薬化粧品(医薬部外品に相当)がある。含薬化粧品を製造するには、製造管理者として薬剤師を常駐させる必要がある。効能効果をうたうためには含薬化粧品の認可を取らなければならない。またアイライナー、マスカラなどの眉目化粧品は品目許可が必要だが、その他の一般化粧品は1995年5月より許可申請が不要になった。

 輸入は現地輸入業者が販売名、原料名及び量、用法を申請書に記載し、サンプル、ラベルと共に提出するだけで良い。また、日本のメーカーが台湾企業に委託加工させ、日本に輸入する際は申請が不要になった。

 原料の配合規制成分は、日本に準じて規定している。許容限度成分のうち、防腐剤の配合限度は日本と同じである。含薬化粧品の薬品配合限度基準は、欧米の化粧品メーカーとの合弁や輸入増の影響で、日本では許可されていない成分も許可されている。タール色素に関しては、日本と全く同じと考えてよい。化粧品原料として用いられる原料は、従来の日本の化粧品原料基準を参考に、さらに漢方薬抽出物を追加し、「中華民国化粧品原料基準」が作成されている。

 ほかに、日本のPL法に相当する消費者保護法も定められており、12条から成っている。内容は、警告表示を必ず行うことが定められているほか、輸入品の場合、輸入業者だけでなく、広告事業者なども連帯責任を負うこと、虚偽・誇大広告をしてはならないこと、疾病の治療・予防に関する表現の禁止、法規制に違反した時、メーカー名・輸入業者名・違反事項などを衛生署公告として毎月発表することなどが定められている。

 また、台湾には化粧品のほか、石鹸・洗剤などの日用品を含む業界団体として「台湾日用化学衛生品工業同業公会」があり、業界をリードしている。台湾の女性が化粧品にかける金額は大きく、日本女性以上に舶来志向が強い。日本に来て資生堂やカネボウの化粧品を購入して帰る人も多いという。合弁企業の化粧品は、輸入品に押されて少なくなっている。台湾の現地メーカーは東南アジアに輸出し、今後は中近東などへの輸出も増える可能性がある。

中国の品質基準はEUを参考

 次に中国について。1986年に化粧品生産管理条例が施行されたが間もなく廃止され、その後衛生や品質基準に関する条例が施行された。各地の人民政府が化粧品生産の工場を持っており、漢方薬が配合された化粧品には、医薬品まがいのコピーが書いてあることもあるという。

 化粧品には、一般用化粧品と医薬部外品にあたる特殊用化粧品に分かれている。一般化粧品製造の認可を受けるには、発売後2ヶ月以内に化粧品生産企業衛生許可申請書を省、自治区、または直轄市の衛生行政部門に申請し、許可を受ける。化粧品を輸入する場合も同様に申請を行えばいい。許可証の有効期限はない。4年ごとに再審査が行われる。

 化粧品の衛生標準(日本の品質基準にあたる)は、当初台湾を参考に作ったが、最近はEUを参考にしている。配合禁止成分は359品目あり、日本で使用されているものも禁止成分に入っている。今後増加する可能性もある。配合許容限度成分は防腐・殺菌剤が66品目、紫外線吸収剤は36品目許可されている。特殊用化粧品で日本と違うのは、硝酸銀が許可されている点だという。

 また、有害物限度基準と微生物限度基準が設定されているが、廣田氏は「中国の人民政府直轄工場のほとんどは微生物限度基準を満たしていないのではないか」としている。認可された化粧品用着色料は、タール色素は45品目と少ないが、無機顔料、天然色素などを含めて67品目となっている。

 広告・宣伝の規制は衛生・監督条例で(1)他社の名称を使ってはいけない、(2)誇大ではいけない、(3)医療作用の宣伝はしてはならないことになっているが、人民工場直轄のメーカーは「クリームを塗ると痛みが軽減される」など、違反しているのが現状という。また、舶来品と間違うように外国文字で表示する企業もある。

 市場の現状としては、都市部と農村部の貧困の差が激しく、農村部では化粧をしたことがない人が多い。人気なのは、日米の合弁会社のものや輸入品。しかし、合弁会社は地域により以前は生産量のうち、30~60%を輸出しなくてはならないという規定があり、輸出税がかかった。

 市場の問題点としては、(1)化粧品は輸入品の高価格帯のものが中心で、低価格帯~中価格帯がないこと、(2)包装コストが高すぎること、(3)特殊化粧品の多くは、効果が少なく副作用がある、(4)広告の文言が過剰である、(5)国産品なのに海外の文字を採用し、外国製品に見せかけている、(6)粗悪品、密輸品が充満している、(7)人口は多いが化粧品を使用しているのは20%程度なのに、化粧品メーカーが多い、(8)中国市場は広大で北と南では気候、生活習慣などが違いすぎて売れるものが違う――などがある。輸入品市場は拡大するかもしれないが、国内生産高は拡大しないのではないかと結論付けた。

韓国では男性化粧品市場も活発

 次に韓国の化粧品市場動向について、日本コルマー(株)柏原研究所第五部マネジャー、東野功氏が講演した。韓国の化粧品市場は、日本の約1/3程度だが、人口も同程度なので個人消費率はほぼ同額と見ることができる。物価が日本の約半額ということを考えると、日本人の約2倍程度の化粧品を購入している。個人消費が高い理由は、男性も化粧品を利用すること、全体的に安価な化粧品が販売されていないことが挙げられる。

 チャネルは店頭販売が主流だが、近年、外資系マルチ販売企業も台頭し、一定のシェアを占めているほか、ネット販売も拡大している。また、数年前より百貨店における海外ブランドの化粧品売り上げが高くなっている。全体的に化粧品市場が下降傾向にある中、昨年からMISSHA、 THE FACE SHOPなど約1000円以下の低価格化粧品が流行している。ほかに、大手化粧品メーカーが自社製品だけでなく、国内外の製品も合わせて販売するブレンドショップという形態もある。百貨店での販売は、欧米の外資系化粧品メーカーによって占有されている。

 新しいところでは、ネット販売、テレビショッピングが人気を集めている。その背景には、韓国国内のインターネット普及率の高さやクーリングオフ期間が30日と長期間であることも影響している。また、薬局・薬店で薬剤師に肌の相談をした上で購入する人が徐々に増えている。ドラッグストアの展開も始まったが、日本と違って店内の装飾にもこだわった高級感ある店舗作りをしている。

 化粧品トレンドとしては、外国製品を好む傾向にあり、コピー商品も多かった。数年前までは2~3年前に日本で流行したものが韓国に渡り、同じようなものが流行するといわれていたが、最近では日本の化粧品市場とは異なるトレンドが増えている。

 最も流行しているトレンドは、「Well-being」と称するナチュラル志向の製品。一昨年はヨーグルトパックが韓国国内で大ヒットとなり、食系化粧品が続々発売された。配合成分においても、フルーツ関係や大豆など原料を応用している。また、韓国漢方薬学の考えを基本にした「韓方化粧品」は高価格帯で売られ、これが日本でいうドクターズコスメに当たっている。韓国独自の化粧品カテゴリーとしては、医薬部外品と化粧品の中間に「機能性化粧品」があり、美白・シワ改善・日焼け止めがそれに当たる。韓国メーカーは機能性化粧品による差別化を明確にするためにも、開発を積極化しており、2つ以上の効能を組み合わせたものも見られる。男性化粧品の市場も活発で、女性なみにバリエーションのある製品が開発されると思われる。

 今後は、ドラッグストアの拡大や積極的な海外進出などが進み、皮膚科医とコラボレーションした新しいドクターズコスメの開発やサプリメントの併用などが注目すべきカテゴリーと結論付けた。

  1. 2005/12/22(木) 16:30:09|
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日本海藻協会、“海藻と健康”をテーマにシンポジウム開く

日本海藻協会(東京千代田区神田、有賀祐勝会長)主催による「2005年秋季藻類シンポジウム」(日本藻類学会、日本応用藻類学研究会、㈱食品研究社協賛)が“海藻と健康”をテーマに、東京・千代田区の学士会館講堂で開催された。今回は、寒天ブームで藻類商品が注目されている中でのシンポジウムとなり、会場へは会員企業他、多数の企業が参加し盛況となった。

 当日は、午前のプログラムでは、同協会会員企業のフジッコ、山本海苔店、マルトモ、浜田屋本店の4社から、各社の主な取扱商品の説明をはじめ、近年の商品開発の取り組み状況について報告があった。また、午後のシンポジウムでは、ヘルスビジネスマガジン社の木村忠明会長から「特定健康保険用食品について」をテーマに、これまでの国内での健康政策をはじめ、法整備の動き、特定健康保険用食品や保険機能食品各制度の内容等についての講演が行われた。このあと、兵庫県立大学大学院環境人間学研究科の辻啓介教授より、「海藻とコレステロール胆石」をテーマに、食物繊維の摂取の現状や、食物繊維の生理機能と疾患との関連、食物繊維の持つ血清コレステロールの抑制効果などの報告が行われ、今後栄養機能としての役割と生体調節機能の働きに焦点を当てた研究の進展が予測されることを示唆した。

 北里大学医療衛生部の丸山弘子講師による「海藻と免疫機能~フコイダンの生理活性」をテーマにした講演では、日本で一般に食されている海藻から抽出された成分が持つ抗腫瘍効果とフコイダンの持つ活性作用に関する治験が紹介され、フコイダンのTh1型免疫反応の賦活化が明らかにされ、癌やアレルギー疾患の予防もしくは治療に有用であることが示唆されていることを紹介。今後投与方法および投与量の違いで生体にどのような影響をもたらすかという問題もあることから、フコイダンの免疫系における役割について詳細に検討する必要性を示した。
  1. 2005/12/21(水) 16:29:37|
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ケンコーコムが2006年トレンド予測など発表

ケンコーコム(株)(本社東京都港区、後藤玄利社長)は、「2005年間健康関連商品売れ筋ランキングベスト30」「2005年犬用サプリメント売れ筋ベスト30」と共に、「2006年トレンド予測」を発表した。

 「2005年間健康関連商品売れ筋ランキングベスト30」「2005年犬用サプリメント売れ筋ベスト30」は、別表の通りで、「トレンド予測」は、下記の通り。

* (1)オルニチン、グルタチオン、クレアチンなどのアミノ酸
* (2)カシスポリフェノール、ブドウ種子エキスなど抗酸化プラスαの成分
* (3)ビオチン(ビタミンH)
* (4)酵素
* (5)アスタキサンチン
* (6)べにふうき
* (7)植物由来の天然サプリ
* (8)オキシカイン、アサイなど南フランス&南米のフルーツ

 (1)の「オルニチン」は、体全体の健康維持力を高め、寝ている間にも成長ホルモンの分泌を促すといわれているもので、増加しているダイエット&美肌関連の商品に使用されている。「グルタチオン」は、体内で酸化還元による細胞機能の調節や抗酸化の働きをしているといわれる。「クレアチン」は、筋肉の中でエネルギーを伝達する物質で、トップアスリートも利用しているとして注目されている。

 (2)の成分は、高い抗酸化力プラスαの効果が期待できるもの。「アントシアニン」は目の疲れを和らげ、「カシスポリフェノール」や「ブドウ種子エキス」は美容に欠かせないビタミンを豊富に含んでいる。

 (3)のビオチンは、ビタミンB群の一種で、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素。「ビオチン」を多く含む「ビール酵母」などの食品が再び話題を呼びそうと予測。

 (4)の酵素は、植物などを発酵・熟成させた昔ながらの素材で、消化や代謝に関わっている。食品は勿論、化粧品や酵素風呂などの商品も人気の予感がするという。

 (5)のアスタキサンチンは、サケやイクラなどの赤い色素で、強力な抗酸化力、眼精疲労対策、肌の老化防止などで注目されており、化粧品なども増えると予想。

 (6)のべにふうきは、花粉症対策商品。日本にある茶樹の品種「べにほまれ」と「ダージリンの中国種系の茶樹」を組み合わせて作られたもの。

 (7)の植物由来の天然サプリは、LOHASブームの影響もあり、ハーブ系やオーガニック栽培の原料を使用したものなどの人気が高まりそうだと予測した。さらにキッズ用サプリメントにも、子供向け天然型ビタミンなどが登場している。

 (8)の「オキシカイン」は、南フランス・アヴィニョン地方で栽培されているメロンから抽出されたもので、高い抗酸化力を持つ。また、南米・ブラジルの果実「アサイ」は、鉄分・カルシウムなど栄養豊富で、天然のサプリとして格闘家を中心に世界のアスリートに好まれているという。

【2005年間売れ筋ランキングベスト30】

順位 成分名 主な人気商品
1 アルファリポ酸(αリポ酸) アルファリポ酸(αリポ酸_)100+COQ10 200粒(バイオセーフ)
2 コエンザイムQ10(ビタミンQ) コエンザイムQ10包接体 9000mg 90粒(ネイチャーラボ)
3 寒天(粉末寒天・棒寒天) 健康フーズ棒寒天 15g*2本(健康フーズ)
4 乳酸菌 キリン ノアレ(カプセル)30カプセル(キリンウェールズ)
5 ゼリー飲料(ダイエット) カネボウ コンニャクゼリー プルジュレ(カネボウフーズ)
6 マルチビタミン ネイチャーメイド マルチビタミン ファミリーサイズ(大塚製薬)
7 スキムミルク 雪印 スキムミルク250g(雪印乳業)
8 ミネラル発砲水(スパークリングウォーター) クリスタルガイザー スパークリングレモン500ml*24本(大塚xバレジ)
9 ティッシュペーパー スコティ カシミア440枚(クレシア)
10 ガジュツ タカラバイオ屋久島産紫ウコン(ガジュツ)90g(タカラバイオ)
11 ペパーミントティー(ペパーミント茶) ボンバドールハーブティー ペパーミント20TB(日本緑茶センター)
12 もろみ酢 琉球 黒麹もろみ酢(メイワ薬粧)
13 コラーゲン 華舞の食べるコラーゲン(華舞)
14 鼻腔クリーム 花粉鼻でブロック5g(フマキラー)
15 低カロリー食 キューピー ダイエット宣言 和風仕立てのかんてん麺(キューピー)
16 缶詰パン(缶パン) パンの缶詰 ミルククリーム(パン・アキモト)
17 EPA ネイチャーメイド EPA&DHA(大塚製薬)
18 プロテイン DNS プロテイオンホエイ100 1000g(チョコ)(ドーム)
19 ブラン・シリアル食品(バランス栄養食品) バランスアップ メープル玄米ブラン(アサヒフードアンドヘルスケア)
20 検査薬/排卵検査薬 ドゥーテストLH7日分(排卵検査薬)(ロート製薬)
21 L-カルニチン キリン リエータ・カルニチンCoQ10(キリンウェールズ)
22 スポーツドリンク ポカリスウェット 粉末74*5包(大塚製薬)
23 菓子 梅ぼし純 24粒(アサヒフードアンドヘルスケア)
24 おしりふき パンパースふわふわシート詰替63枚*2パック(P&G)
25 汗取りパット あせワキパット 白色20組(小林製薬)
26 ビタミンC ネイチャーメイド C500withローズヒップ ファミリー(大塚製薬)
27 コンドーム ポリウレタンタイプ サガミオリジナル002 12コ入(相模ゴム工業)
28 避妊具/膣錠 ネオンサンプーン ループ錠(エーザイ)
29 葉酸 ネイチャーメイド Bコンプレックス(葉酸200μg配合)(大塚製薬)
30 レギュラータイプ粉ミルク ペプチドミルク E赤ちゃん850g(森永乳業)
※出荷ベース(2005/01/01-2005/11/30)

【2005年間犬用サプリメント売れ筋ベスト30】

順位 成分名 主な人気商品
1 サンライズサプリメント アガリクス アガリクス(犬用)
2 ポチの水(希釈飲用水) 200ml 犬用サプリメント・液体タイプ
3 愛犬用 花びらたけ ハナビラタケ(犬用)
4 ヨーグル2 ・愛犬用 20g 乳酸菌(犬用)
5 ビープロン ペット用 30ml プロポリス(犬用)
6 ホメオドッグ ベータ 犬用サプリメント・粉末タイプ
7 いぬのサプリ 骨と間接29.7g グルコサミン(犬用)
8 ラクトバランス キシリトールC 犬用サプリメント・液体タイプ
9 ドリーム・ラブ犬用(DB9011株配合) 250g バクト菌(犬用)
10 酵素納豆菌 愛犬愛猫用100ml 犬用サプリメント・液体タイプ
11 ペット医食同源シリーズ厳秘75g ダイエット
12 愛犬愛猫 消臭食(糞尿がクサイ時に) 30ml 犬用サプリメント・液体タイプ
13 サンライズサプリメント グルコサミン・コンドロイチン グルコサミン(犬用)
14 ワンブリオキューテン愛犬・猫のためのCoQ10 コエンザイムQ10(犬用)
15 カロリーアップ 20g*12包入 栄養補助
16 口臭を消すソフトゼリー30ml 液体タイプ
17 ANIMAL Essentials ナチュラルカルシウム 340g カルシウム(犬用)
18 いぬのサプリ 免疫力29.8g アガリクス(犬用)
19 ワンラック ボーン 400g カルシウム(犬用)
20 アークナチュラルズ ジョイントスーパー チュアブル 60粒 グルコサミン(犬用)
21 オメガニュートリション ペットサプリメントオイル237ml オメガ3・6(犬用)
22 愛犬愛猫 整腸食 (糞が柔らかい時に)1g*10包 犬用サプリメント・粉末タイプ
23 食後のケアソフトアソフトゼリー30ml 犬用サプリメント・液体タイプ
24 元気でワンワン 60粒 マカ(犬用)
25 ペット医食同源シリーズ 対応過敏 75g 犬用サプリメント・粉末タイプ
26 アガリクス・プラス 体の老化対策 犬猫用 48粒 アガリクス(犬用)
27 オメガニュートリション 亜麻の種ドッグサプリメント650g オメガ3・6(犬用)
28 ビープロン ペット用 10ml プロポリス(犬用)
29 ドリーム・ラブ犬用(DB9011株配合) 40g バクト菌(犬用)
30 ラクトバランス グルコサミン グルコサミン(犬用)
※出荷ベース(2005/01/01-2005/11/30)
  1. 2005/12/20(火) 16:28:48|
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光英科学研究所が新製品を上市

乳酸菌生産物質のサプリメントを製造、販売する(株)光英科学研究所(本社埼玉県和光市、村田公英社長)は、新製品「雪花彩(きらず)」の販売開始を来年1月に予定している。自社での通信販売と他社PBでの展開を行う。

 「きらず」は、同社が従来より製品化してきた大豆由来の乳酸菌生産物質に、おからを加え、ソフトカプセルに充填したもの。これにより、「大豆由来の成分と食物繊維が強化され、イソフラボンやギャバ、18種の天然アミノ酸、食物繊維、整腸作用に有効といわれる乳酸菌の死菌などを摂取できる」(同社管理部・山崎幸雄部長)。同社で使用する大豆は、福島県の契約農園で、無農薬栽培されている。

 販売ターゲットとして、山崎部長は「20代から30代前半の女性に整腸作用と美容効果を訴求していく。価格もモニタリングの結果、約1ヵ月分の1箱30包(1袋3粒)を4500円と、若い女性にとって手頃に抑えた」と話す。

 また、同社は今年8月に化粧品の製造販売許可を取得し、乳酸菌生産物質配合のボディーローション「Befinebeauty(ビファイン ビューティ)」を11月に発売した。PBも6社決定しており、エステティックサロンでの採用も決定するなど、好調だ。ただ、「乳酸菌生産物質の生産が追いつかない可能性も出てくるので、月4000本程度の出荷にとどめたい」という。

  1. 2005/12/19(月) 16:28:21|
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メタボリックが代替食品で売上10億円を目指す

(株)メタボリック(本社東京都渋谷区、西田幸子社長)は、ダイエット向け代替食品「メタボリック スリムプログラム」について、今後、医療機関やエステサロンに拡販をはかるほか、来春をメドに新しい味を作り、飲み方のプラン提案などを行うことで、2月から期末の8月までで売上高10億円を目指す。

 この商品は、食事と代替することでカロリー制限するもの。1食・280kcalの低エネルギーでありながら1日に必要な12種のビタミン・11種のミネラル量の約半分をカバーでき、脂肪燃焼を促進するL-カルニチン、テアビゴ(カテキンの中でもEGCGを90%以上含有する新成分)、カフェインも使用している。食物繊維は12000mg(約レタスなら6個分)も配合した。アミノ酸スコアは100で、良質な蛋白質を摂ることができる。

 さらにドリンクとモチモチと噛み応えのあるバーを組み合わせたことも大きな特徴。同社では、代替食品が継続できずにリバウンドしてしまう要因は、食事の満足感がないためだと考え、咀嚼するバーを採用した。難消化デキストリン9500mgを入れていることも満腹感を生む要因だ。また、そのダイエット効果及び安全性については、芝パレスクリニック、CROの総合健康開発研究所に依頼し、オープン試験を実施しエビデンスを揃えている。

 開発には2年半要したが、最も時間がかかったのは味だという。モニターアンケートなどを反映し、継続できる味の商品開発を行った。

 現在の販路は、推奨販売を行えるドラッグストア、インターネットや雑誌などの自社通販、QVCのテレビショッピングなど。

 価格は3食分で3800円(税抜)と12食分で1万3500円(税抜)。味は、バーがパンプキン味、緑茶味、チョコナッツ味、ドリンクがバニラ味、ココア味、ストロベリー味。9通りの組み合わせで味を楽しめる。

 同社では、「お客様が喜んでいただけるようなおいしく、かつ体感のある商品を上市した」(石川道生常務取締役)と自信を見せている。
  1. 2005/12/18(日) 16:27:49|
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常磐植物化学研究所が「ベネトロン25」の販売を強化

(株)常磐植物化学研究所(本社東京都中央区、立崎隆社長)は、同社製品「べネトロン25」の販売先拡大を計画している。今年7月には、専用ホームページを立ち上げ、通信販売を開始したが、販社からの反響も多く、今年の食品開発展ではメインで訴求。現在、製品説明をしっかり行える薬局などに販路を拡大する考え。初年度の売上目標は3億円。

 同社では、タリム盆地原産の植物であるラフマから抽出した機能性素材・ベネトロン®を開発し、当初は原料供給のみを計画していた。しかし、自社ブランドの製品化に踏み切った理由として、同社営業部・佐藤剛課長代理は「原料としての反響は高かったが、新素材ということで複合素材としての使用を望む企業が多かった。当社では、ベネトロン®そのものを広く認知させたい。そのために、ベネトロン®をメイン成分とする最終製品『ベネトロン25』を商品化した」と話す。当面はバルク販売をする予定はなく、自社製品として育てていく予定だが、「販売方法や企画内容などに当社が関与できる条件であれば、製品化して供給することも視野に入れる」と話している。

 ベネトロン®の原材料となるラフマは、現地では茶葉として用いられてきた。しかし、茶の中には抽出されず茶殻に残る成分を抽出し、ヒペロサイドとイソクエルシトリンを規格化、このエキスに抗うつ作用などの効果を認め、2001年に米国で特許を取得した。同社では、このオリジナル開発原料を東洋発のメンタルハーブと位置づけている。

 有効性としては、独ミュンスター大学で行われたラットによる強制水泳試験(ラットを逃避不可能な水槽内に投じ、逃げ出すことをあきらめて活動停止状態になる時間を測定する)で抗うつ作用を確認した。これによると、5分の試験時間内で、何も投与しないコントロール群の活動停止状態が3分間だったのに対し、ベネトロン®15mg/kg投与群では約1分まで短縮した。これは、抗うつ薬イソプラミンとほぼ同等の時間だった。一方、同じくメンタルハーブとして有名なセントジョンズワートでは、活動停止状態にある時間がコントロール群の半分に短縮するのに、ベネトロン®の約16倍量である250mg/kgの投与が必要だった。

 その他の実験としては、今年9月の和漢医薬学会で、高架式十時迷路試験(マウスを、側壁のない高架の通路を歩かせることで、不安に対しての耐性を測定する)によって抗不安作用が示唆されたとする試験結果を発表。現在も、フロリダ大学や徳島大学との共同研究が継続され、米国内では軽度のうつ病患者に対する臨床試験も行われている。薬物相互作用に関しても、同じくメンタルハーブとして有名なセントジョンズワートが薬物の吸収を阻害し、薬が効かなくする作用があるのに対し、ベネトロン®ではそういった作用がないことが確認されている。

 「ベネトロン25」は1瓶120粒入りの錠剤タイプ。9,800円(税込)。
  1. 2005/12/17(土) 16:27:17|
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タンタンのデトックス入浴剤10万本突破目前

(株)タンタン(本社東京都渋谷区、照沼進社長)が販売する入浴剤「デトックス バスクリスタル」が、今年2月からの発売で現在10万本突破目前になっているという。

 2月の時点では、輸入販売だったため、一部ホームページと伊勢丹新宿店、松屋銀座店で扱っているだけだったが、8月からライセンス契約で国内生産を始めたため、専門店などで全国展開を開始し、販売数を伸ばした。

 この商品は米国のワイズウェイズハーバル社が開発したもので、もともと米国のクリニックでガン患者の放射線を排出したり、アルコール中毒者がアルコールを排出したりするために使われていたという。デトックス自体、欧米では身体に蓄積された病気・肥満・老化の原因になる毒素を排出するための健康法として、古くから行われている。

 配合成分である死海の塩は、体内の血液循環を促進させ、血液に供給する酸素の量を増す働きがあり、皮膚の新陳代謝を高めて潤いと滑らかさを与える。ほかに、痛みや炎症を沈静化し緊張をほぐす自然塩である硫酸Mg、肉体的緊張と不純物を取り除く自然のミネラルである炭酸水素Na、健康の回復を助け、体を強くし、体の電磁場のバランスを取るといわれるセイヨウノコギリソウエキス、血流を通して毒素を出し、汚染物に対する体の免疫を助ける銅クロロフィリン Naなどを配合している。

 バスソルトのほかに、米国では強い解毒作用を持つハーブティーとしてポピュラーなハーブ、チャパラルを布袋に入れたものもセットになっている。システムとしては、バスソルトとチャパラルの両方を浴槽に投入し、バスソルトで発汗作用を促し、毛穴が開いたところにチャパラルが溶け出した湯が染み込み、外からも解毒作用を取り込むというもの。1回の入浴に1本まるごとを使用する。週に1回エステ感覚で使用したり、だるい時やむくんでいる時だけ使うことを推奨している。

 同社では、「入浴後、40分~1時間布団に入って横たわると、ドロッとして臭い汗が大量に出るのが実感できます。岩盤浴などで出る汗がサラッとしているのとは対照的です」(笹生八穂子プロデューサー)としている。

 主要購入層は20代OLだが、加齢臭などが気になる男性の利用も多いという。

 今後はエステサロンやクリニックでの販路拡大を考えているが、OEM供給は行わない考え。価格は1回分・2940円(税込)。

  1. 2005/12/17(土) 16:26:40|
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ハリオグラス、口角アップの美容グッズが好調

ハリオグラス(株)(本社東京都中央区、柴田保弘社長)では、今年4月にリニューアル発売した口角エクササイズ用グッズ「ビューティースマイルトレーナー」の売行きが好調で、11月の時点で販売数1万本を越えた。

 マーケティング本部特需開発部によると、「本製品は宣伝をあまり行わず、カタログにも収載していなかった。生産数も月に300本から400本程度だったが、クチコミで人気が出て、月3000本の量産体制を整えた」という。今後も売上は伸びると見て、3年で10万本の販売数を目標としている。

 同製品は、スティック状の本体がアクリル樹脂、噛む部分がウレタン樹脂で、両端が30度のカーブを描いている。これを毎日数分間、上下の第一小臼歯あたりで軽く噛むことで、頬の表情筋が強化され、口角が上がるというもの。美容効果だけでなく、顔の印象が明るくなり若返りや、現代病ともいえる「口呼吸」「食いしばり」の予防や矯正を図ることができる。フェイスストレッチの指導に定評のある小山悠子・歯科医師が考案し、ハリオグラス(株)が製品化した。

 ハリオグラス(株)は耐熱ガラス食器などの製造、販売を行うメーカーとしておなじみだが、医療や理化学用ガラスメーカーとしても草分け的な存在であり、製品の安全性・信頼性も高い。

 「ビューティースマイルトレーナー」は1本893円(税込)。

  1. 2005/12/16(金) 16:20:24|
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CCTが通販サイトを立ち上げ

チッソ(株)の子会社で、化粧品やトイレタリーを扱うCCT(株)(本社東京都中央区、八木稔彦社長)はこのほど、基礎化粧品シリーズ「エルフィナ」をメインに、パック「スピルリナ潤肌クレイパック」「アスタキサンチンクレイパック」、人気シリーズのハンドクリーム等の「みかんでナチュ!」を販売するための通販サイトをオープン、運営を開始した。

 同時に、『エルフィナ』はバラエティショップやコスメショップへの販売ルートを開拓しており、現在、ショップイン等の数店舗に棚を獲得している。一方、パックや「みかんでナチュ!」はドラッグストアで展開、販売ルートが異なっている。

 「エルフィナ」はナノ化ビタミンA・Eを配合し、肌の奥まで成分を浸透させる化粧品、美容液、乳液のライン。高分子と低分子のヒアルロン酸を両方配合することで、高分子は肌表面を保護し、低分子が肌の内面に浸透して作用し、保湿する。また、スペシャルケアとして、「スポットコンシーラー」と「リフティージェル」を展開している。ドラッグ向けの商材では、みかんの皮から抽出した天然オイルとヒアルロン酸を配合し、香りもよい「みかんでナチュ!」シリーズや、乾燥肌対策にスピルリナを配合した緑色の「スピルリナ潤肌クレイパック」とくすみなどの対策用にアスタキサンチンを配合した赤色の「アスタキサンチンクレイパック」を販売しており、これらもサイトで購入できるようにした。

  1. 2005/12/15(木) 16:20:00|
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ナイアードがバラの化粧水を発売

石鹸のように使える「ガスール」などを販売する(株)ナイアード(本社東京都福生市、比田井未来社長)は、11月に化粧水「朝摘みばら水」を発売した。価格は税別で1800円。都内雑貨店や自社通販などで販売していく。

 従来の同社の製品ラインナップは、「ガスール」などの洗浄アイテム、クリーム「アルガンクリーム」などがあったが、化粧水がなかった。今回の化粧水発売で、スキンケアの一連のシリーズが揃ったことになる。

 「朝摘みばら水」は、モロッコ産のダマスカスローズを使用。蒸留をゆっくりと行い、蜂蜜に似た重厚で豊かな甘い香りを引き出した。1瓶100mlに 60輪ものバラの花を用いている。国際的なオーガニック認証機関であるエコセールのオーガニック認証も取得している。モロッコ現地に工房を造り、バラ生産者と共に共同で作り上げたことも大きな特徴だ。無添加なので、開封後3ヶ月しかもたない。初めて製造したこともあり、今回は1万本しか製造できなかった。

 「朝摘み」と名付けているのは、香りが飛んでしまわないように、バラの花が八部分咲きになる早朝に摘んでいるため。葉やしおれた花を取り除き、蕾は1つ1つ手作業でほぐしている。その後、摘み取ったバラを蒸留する。この手作業は村の人たちに依頼している。

 なお、同社は自然素材を対象にしたエコロジー事業という前提に立って、商品開発を行っている。化粧品クチコミコスメサイト「@cosme」では、同社の洗顔やパック、シャンプー、手作り化粧水、入浴剤などに使用できるクレイ「ガスール」が人気となっている。

  1. 2005/12/14(水) 16:19:13|
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JIHFSがGMPフォーラムを開催

日本健康食品規格協会(JIHFS)は11月30日、東京都千代田区の学士会館で「第1回JIHFSGMPフォーラム」を開催した。GMPを普及するのが狙いで、基本的概念であるバリデーションとキャリブレーションについての講演が行われた他、10月26日にJIHFSによる健康食品GMP認証を取得した(株)シンギー・斉藤光史会長の報告も行われた。

 製造工場における基本概念として、まず、(株)イシダ産機システム部門営業開発課・宮本壽一包装機械診断士がキャリブレーションについて紹介した。キャリブレーションとは校正(較正)と訳され、GMPで使用する際には「計器や装置の正確性を、標準品または標準器との比較によって実証すること」と定義されている。製造現場でのキャリブレーションが必要となる工程や具体的な運用方法を解説、「面倒で、手間とコストがかかるが、品質向上やGMPに欠かせないもの」とした。

 また、新潟薬科大学応用生命科学部食品化学科食品安全学研究室・田中信正教授はバリデーションについて講演を行った。バリデーションとは科学的証明のことで、HACCP計画やGMPなどの前提条件プログラムに関して、正しく実施された場合にハザード(危害要因)を効果的にコントロールすることを確認する検証の1種。バリデーションの実施方法を、各工程について具体的に紹介した上で、「製品のサンプリングでは、テストサンプルの数が少ないほど食品の汚染を見逃す確率も高い。サンプリングの不確実さを補うためにHACCPが必要」と述べた。また、GMPなどの前提条件プログラムではカバーしきれないハザードについては、「全ての危害要因を1つのシステム計画でカバーするのは理想論であって、現実的とはいえない。HACCPで管理するなど、振り分ければよい」と提案した。

 さらに、微生物検査についてはアイスクリームが大腸菌群はゼロでなければならないという例をとり、「ゼロは現実的には不可能だが、日本では未だ感度の悪い検査方法を採用しているため検出されないだけ。ゼロ規制信仰は見直すべきで、本当に妥当なレベルなのかを再検討する必要がある」と述べた。
  1. 2005/12/13(火) 16:18:44|
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「食品の表示に関する共同会議」猶予期間2年設ける

厚労省と農林水産省は、11月29日に「第26回食品の表示に関する共同会議」を開催、加工食品品質表示基準の一部改正に対する意見募集の結果について発表した。意見はほとんど事業者・事業者団体から寄せられた。

 6件と最も多かった意見は「改正に賛成」というもの。その他、「包材の在庫処理や表示切り替えのために2年程度の猶予期間を設けてほしい」といった意見が上がり、事務局も「2年程度の移行期間を設けることにした」と回答した。

 また、「内容量の表示を一括表示部分に記載箇所を表示することにより、一括表示部分以外の箇所に記載できるようにしてほしい」という意見が出た。これは、内容量が納品先によって変わったり、セール期間中に内容量が変わることがあるからという理由のため、事務局も今回の改正に反映させると回答した。さらに事務局は委員から意見を求められ、「プライスラベルのような分かりやすい方法で記載することを認めていいと思う。別途記載する場合、内容量の記載場所を決めれば良いのではないか」とした。

 委員からは「ラベルならいいが、背景と同色の印字では読み取れない」という意見が出て、事務局は「背景と違う色とすべきという原則がある」と応じた。ほかに、委員は「あくまで一括表示が原則で、特例を認めるということ。分かりやすい場所に記載すべき」という意見を挙げた。

  1. 2005/12/12(月) 16:18:08|
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日本薬学会で食品安全フォーラムを開催

11月28日、日本薬学会健康食品レギュラトリー部会による食品フォーラムが東京都・日本薬学会長井記念ホールにて開催され、国立医薬品食品衛生所・会田幸広氏が「健康食品の表示と実態」として、講演を行った。

 会田氏は「キャベツとブロッコリーは同じ種だが、その形態は品種レベルで大きく異なる」と述べた上で、外来の植物などは異なった品種に対して同じ和名が使われている場合があるとし、例として、健康食品で多く使用されているウコンを挙げた。和名のウコンで示すものの中には学名が異なるものが含まれ、その相違を区別するためアキウコン、ハルウコンと呼ばれる。しかし、局方ではCurucma longa(アキウコン)をウコンと規定していると紹介。その他、中国における呼び名との相違が生じる姜黄や俗名シロウコン、ムラサキウコンで同属の植物であるガジュツをなどの呼び名が混在していることを指摘した。

 また、会田氏の行った製品の試買調査ではプエラリア含有、またはコンドロイチン硫酸含有と表示のある製品群を分析したところ、本来、含まれるべきであるプエラリア・ミリフィカや硫酸化N-アセチルガラクトサミンではなく、極めて似たものであったとしても、基原が同じでは無い成分が含有されるケースがあったと指摘した。

 原料の全形を形態学的に観察できない場合は、基原を鑑別する方法としてDNA鑑別や化学分析を用いることを提案し、「製品を製造、販売する側には虚偽の表示をしない義務がある。そのためには、適した手法によって原材料の基原を確認することが重要」と述べた。

  1. 2005/12/11(日) 16:17:38|
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クチコミサイト「@cosme」がベストコスメ大賞を発表

化粧品クチコミサイト「@コスメ」を運営する(株)アイスタイル(本社東京都港区、吉松徹郎社長)は、1日、「2005年@cosmeベストコスメ大賞」をサイト(http://www.cosme.net)上で発表した。

 この賞は、1年間に@cosmeメンバーから投稿された94万9800件のクチコミ情報を集計して決定するもので、各アイテムにメンバーが付けたオススメ度の星の数を集計し平均値を出し、基準点4点をマイナスし、口コミ件数を掛け合わせて決定する。集計対象期間は2004年11月1日~2005年 10月31日まで。対象商品数は5万1436アイテム。総合ランキング大賞、アイテム別ベストコスメランキング共にトップ3を発表した。

 今回、総合ランキングトップはファンケルのクレンジング「マイルドクレンジングオイル」で、2位はヒロインメイクのマスカラ「ロング&カールマスカラ」、3位はマジョリカマジョルカのコンシーラー「フレッシュ&ブラッド」が選ばれた。

 そのほか、アイメイク部門、ベースメイク部門、スペシャルスキンケア部門、リップ・チーク・ネイル部門、ボディケア・ヘアケア部門、その他部門を細かいカテゴリーに分け、トップ3を紹介した。

 その他部門のサプリメントでは、明治製菓の「アミノコラーゲン」がトップ、2位がテアテの「TE-A-TEドリンクコラーゲン10000+ビタミンC1000」、3位がファンケルの「テンスアップEX」となった。

  1. 2005/12/10(土) 16:17:10|
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合同ワーキンググループでジアシルグリセロールの安全性を検討

2日、食品安全委員会新開発食品・添加物専門調査会合同ワーキンググループの第2回会合が、東京都千代田区・プルデンシャルタワーにて行われた。合同ワーキンググループは高濃度にジアシルグリセロール(DAG)を含む食品の安全性を検討するために設置されている。

 ジアシルグリセロール(DAG)は、一般の食用油の主成分であるトリアシルグリセロール(TAG)がグリセリンに3本の脂肪酸がエステル結合しているのに対し、グリセリンに2本の脂肪酸が結合している。一般の食用油にも数%は含まれるが、特定保健用食品にはより高濃度で使用されている。

 国立がんセンター・研究所がん予防基礎研究プロジェクトが行った「ジアシルグリセロールの発がんプロモーション作用に関する研究」の結果では、遺伝子トランスジェニック(遺伝子を改変し、発ガンへの感受性がより高い)ラットにジアシルグリセロールを高用量、中用量、低用量を投与したところ、雄ラットの舌の扁平上皮において、発ガンのプロモーション作用が示唆された。この研究結果を受け、NPO法人食品保健化学情報交流協議会・林裕造理事長が参考人として招致され、委員らから質問のあった遺伝子改変動物を検体とすることの妥当性に関しての参考意見として、発ガン促進作用と遺伝子障害による発ガンなのかを明確にする必要はあるとした上で、実験手法については「閾値を決めるための実験であり、最終的な行政の方向性を決定する実験と区別して考えるのであれば、問題はない」とした。

 また、DAGが細胞に取り込まれるか否かの資料に対し、委員からは「実験によって、2つとも長い脂肪酸をもったDAGは細胞内に取り込まれにくいが、1つが長い脂肪酸で1つが短い脂肪酸を持ったDAGである1-オレオイル、2-アセチル-グリセロールは細胞内に吸収されたとしたものと、どちらも吸収されなかったとするものがあり、結果が相反している。細胞に吸収されるかどうかは発ガンに影響する可能性が高いので、確認してほしい」との要望が委員会に出された。また、「特異的な遺伝子によりガンの発現が左右される可能性がある場合は、食品にはその旨の表示をするべきかもしれないのでは」といった意見も出された。

 国立がんセンター研究所で行われている「マウス皮膚二段階発ガンにおけるDAGのプロモーション作用の検討」の途中経過も報告された。この実験は最短の終了日として1月16日の週を予定しているが、引き続き継続される可能性もあるという。
  1. 2005/12/09(金) 16:16:38|
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カルピスと日本コカ・コーラが共同プロジェクト始動へ

カルピス(本社・東京都渋谷区、石渡總平社長)はこのほど、年々マーケットが拡大し、今後も成長が期待される、健康・機能性分野において、国内大手・清涼飲料メーカーの日本コカ・コーラ(本社・東京都渋谷区、魚谷雅彦社長)と、カルピスの持つ乳酸菌関連技術や健康・機能性食品素材を活用した製品開発および販売活動において協働していくことで合意した。

 カルピスでは、1977年に日本コカ・コーラのカップ自動販売機向けに原液供給を開始して以来、29年にわたりビジネスパートナーとして良好な関係を構築。長年の関係をベースに、同社が持つ乳酸菌関連技術や機能性食品素材を活用した健康・機能性飲料事業の強化と、日本コカ・コーラの持つ強力なマーケティング力や販売力を活用することで、国内での機能性食品素材事業の強固な基盤確立を目指すのが狙い。

 共同プロジェクト第一弾としてカルピスは、継続飲用による花粉症および通年性アレルギー性鼻炎の症状緩和(同社ヒト試験で確認済み)をサポートする「L-92 乳酸菌(ラクトバチルス・アシドフィルスL-92 株)」を日本コカ・コーラへ素材供給し、同社がこれを活用した「心地よい毎日L-92 緑茶」を発売する。また、カルピスは「インターバランスL-92」の品揃えを強化して、昨年に続き今シーズンも12月から年明けにかけて発売する。両社では、製品パッケージ上の「L-92 乳酸菌」のロゴマークとキャッチコピー「季節・環境に敏感な方に」(写真右上)を統一展開するほか、営業・販売活動においても協働していく。


今年12月より順次発売する、ヘルシーゼリー、
のむヨーグルト、濃縮タイプ、ヘルシーグルト。
 カルピスでは、「インターバランスL-92」は発売4年目を迎え、発売以来、飲料タイプだけでなく、サプリメントタイプを展開し、品揃えを強化してきた。粉末化した「L-92 乳酸菌」は、昨年初めサプリメントタイプで使用したが、機能性食品素材として今シーズンより本格的に展開するため、生産能力を大幅に増やして供給体制を整えた。これにより、サプリメントのラインナップ(写真左)を増やすことが可能となり、ゼリー飲料も投入する。また、日本コカ・コーラへ素材供給が実現したのも、粉末化の供給体制が確立したためだ。同社では、「インターバランスL-92」ブランド全体の販売目標は小売ベースで30億円(05年12月~06年6 月)を見込んでいる。

 カルピスではすでに、乳酸菌研究の成果から生まれた血圧調節作用のある「アミールペチプド」(血圧が高めの方に適した特定健康保健用食品「アミール S」の関与成分である「ラクトトリペプチド」と同一)については、今年7月にユニリーバ社と欧州地域での原料供給契約とライセンス契約を締結。現在イギリス、ポルトガル、スペインでの展開をスタートさせるなど、素材供給や知的供与ビジネスに積極的に取り組んでいる。カルピスが「L-92乳酸菌」を日本コカ・コーラへ素材供給を行うのは、国内外で初の取り組みとなる。

  1. 2005/12/08(木) 16:16:10|
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コーセー出資のドクターフィル コスメティクスが ドラッグストア市場参入

コーセー100%出資でドクターズコスメを販売する(株)ドクターフィルコスメティクス(本社東京都中央区、岸晃平社長)は、11月16日にドラッグストア向けの新ブランド「フォルミュール」の展開を開始する。売上目標は、来年3月までの4.5ヶ月間で5億円。

 同社の従来のブランドはカウンセリングを必要とし、通販・専門店・百貨店ルートのみで展開していたが、シンプルで分かりやすいコンセプトの新ブランドを開発、ドラッグストアの販売に乗り出した。販売店舗数は現在900店で、来年中に2000店舗で販売する。

 「フォルミュール」は、従来のブランド同様、佐賀大学医学部非常勤講師である津田攝子氏が監修。多忙でストレスフルな肌の健常力を高めるために、ビタミンEとCをリン酸を介して結合した、ハイブリッド型ビタミンEPCを配合したのが大きな特徴。油溶性ビタミンのEと水溶性のC、両方の抗酸化力を期待できると共に、肌のターンオーバーを正常化する、一般的な保湿成分グリセリンよりも高い保湿効果をもつ、などそれぞれを単独で配合する以外の特長や相乗効果も期待される。

 これらの成分の浸透力を高めているのが、化粧水「ビタソリューション」に採用されている「バリアスラッキング処方」。酸化しにくく安定性が高い高純度オレイン酸を配合したことで、角質を膨潤させ、成分が浸透しやすい状態にする。

 ケアは、ソフニングクレンジングジェルとマイルドスクラブソープでの洗顔と、化粧液「ビタソリューション」だけの2ステップ。オプションで美容液「リバイタライズエッセンス」がある。

 同社では、「コンセプトが(1)ビタミン補給のサプリメント的コスメ、(2)ドクターズコスメ、(3)ステップがシンプルと分かりやすいので、ドラッグストアで売上高を伸ばすと思う」(岸社長)とコメントしている。なるべく早い段階で10億円の売上高を達成したい考え。

 なお、同社はドクターズコスメ会社として92年に設立し、2002年に(株)コーセーが買収した。2000年頃からドクターズコスメ市場が急成長し、500億円市場といわれる中、(株)コーセーも市場に参入したもの。従来から美容業界における商品の評価が高かったこと、女性である開発者の津田氏の姿勢に共感したことなどを背景に買収に至ったという。
  1. 2005/12/07(水) 16:15:38|
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東洋新薬、FDA-GMP取得と新たにトクホ認可

(株)東洋新薬(本社福岡県福岡市、服部利光社長)の佐賀県にある鳥栖第一工場及び第二工場は、18日付けで、日本の健食業界では初めてFDA-GMP基準に準拠していると認定された。

 同社は、日本ではなくFDAのGMPを取得した理由について、「(1)米国企業との取引を本格化するためにはグローバルスタンダード化することが必要であり、(2)当社の工場は日本の医薬品のGMPに準拠して設計されており、日本の健食GMPはいつでも取得できるほど1歩リードしているため」(広報室)と話している。また、同社では米国企業との取引を活発化させるため、米国支店を支社に格上げしている。

 同社によれば、「日本のGMPは定義が抽象的で解釈に幅があるが、米国のGMPは定義が具体的で逃げ道がない。それをクリアしたのは、業界全体の品質向上の啓蒙及び発展に寄与していくと自負している」(広報室)という。

 今後は、最も厳しい基準といわれるFDAの医薬品GMP準拠の承認を目指す。

 なお、同社は17日付けでトクホ4品の許可を取得。トクホ許可取得総数36品目となり、トクホ取得数1位となった。新たにトクホを取得したのは、血圧低下訴求のサーデンペプチド錠剤2品、整腸作用訴求のケール青汁1品、整腸作用訴求のキャベツ発酵エキス粉末ドリンク1品となっている。

  1. 2005/12/06(火) 16:04:16|
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備前化成、日健栄協のGMP取得

備前化成(株)(本社岡山県赤磐市、石原隆文社長)は9日、(財)日本健康・栄養食品協会の健康補助食品GMP認定を取得した。認定を受けたのは、錠、ソフトカプセル、ハードカプセル、顆粒、粉末、飲料製造の一貫工程。

 同社は80年頃に医薬品のビタミンEの製造を開始したため、もともと工場の設計において医薬品GMPに準拠している。健康食品製造においても医薬品 GMPにのっとっていたが、健康食品のシェアを獲得するためにも日健栄協が発行する認定書がクライアントに対して高品質の証明になると考え、今回取得に至った。

 5月10日に申請を出し、今月の認可になった主な要因は、文言を日健栄協用に合わせる作業に時間がかかるなど、書類上の不備があったためだという。日健栄協のGMP取得は6番目にあたる。

 現在は、ISO9000番台を全社で取得するため、作業に取り組んでいる最中だ。

 なお、同社の売上高の70%が健食の受託加工で、20%が機能性素材・医薬品原体の製造、10%が医薬品の製造だという。

  1. 2005/12/05(月) 16:03:52|
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松下電器産業、メンズエステシリーズ発売

松下電器産業(株)(大阪府門真市、中村邦夫社長)は、メンズエステシリーズ「メンズビューティビズシリーズ」、「メンズグルーミングシリーズ」を2月1日より発売する。

 今回発売するのは、「メンズビューティビズシリーズ」として(1)スチーム式美顔器「イオンスチーマーナノケア」、(2)毛穴吸引器「スポットクリア」、(3)除毛器「ボディシェーバー」、「メンズグルーミングシリーズ」として(4)「鼻毛カッター」、(5)ヒゲ/ヘアートリーマー「メンズ2WAY トリマー」。(1)は月産台数2000台、(2)は月産台数3500台、(3)は3500台、(4)は8000台、(5)は3000台となっている。価格は全てオープン価格。

 昨今、男性美容に関わる市場が急速に拡大している。若い男性がまゆ毛を整えたり、小鼻の汚れを取るためにパックをすることが当然となりつつある。同社の調べによると、発汗によるオイリー肌やヒゲ剃り後の乾燥肌など、肌の状態に何らかの悩みを抱え、10~20代の男性中心に、体毛が気になるという悩みも高まりつつある。また、10~60代男性の60%以上がすでに鼻毛の手入れをしており、さらにファッションとしてヒゲを整える男性が増加しているという。そんな男性たちを今回の商品はターゲットにした。

 「メンズビューティビズシリーズ」である、スチーム式美顔器などは女性向けにすでに販売されているが、女性向け売り場で販売されていることもあり、新たにデザインを男性向けに一新し、男性向け売り場で売られるようにした。男性向けとして新たな機能が加わったのは、「ソイエ」。脱毛だけでなく、除毛機能、毛をカットできる機能などを付け加えた。

 同社では、これらの製品によって男性のホームエステのニーズに応えていきたいという。
  1. 2005/12/04(日) 16:14:44|
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